ADREACH 代表
証命写真家 川本理壱

1990年広島県廿日市市で女性として生をうける。

運動や友達との遊びを好む幼少期を過ごすも、
少しずつ価値観の相違を感じ、物心つく頃には、
性への違和感に日々苛まれる。
学生時代には、もやもやとした、得体の知れない違和感を抱きながら、変にみられないようにと周りに合わせていた。
17歳のとき、友人に初めてカミングアウトするも、
心の重みは取れず、
誰よりも自分に嘘をついている罪悪感に包まれる。
周りの目への恐怖の中、
23歳での母親へのカミングアウトで受け入れられたことで
自己肯定感を取り戻し、
2年後、手術での性別変更により、本当の自分を取り戻した。

生き方が180度変わり、
「それぞれの人が歩む生き方」の魅力に気づき、
同時期に出逢ったカメラに運命を感じたことで
「人と生き方にこだわる」写真家を目指す。

現在は、「人生は誰と出逢い、誰と付き合うかで決まる!」を
モットーに活躍の場を広げ、
クライアントからは
「誰が撮るかで全く違う」
「今の自分だけでなく、未来をも写真に投映してくれる」との
評価を集めている。

2019年には初の個展を開催し、412人の動員。
また同年のYoutube公開カミングアウトを経て改めて、
「自分の使命は写真を使って残すこと」に到達し、
証命写真家の肩書きと笑顔を武器に
「未来を変える繋がりづくり」と
「枠にとらわれない自由な生き方」へ歩み続けている。